オーダーメイドインフルエンサー

私の職場にKさんという人がいる。

Kさんは私より5つほど年上である。

 

このKさん、私がオススメするものをなんでも買うのである。

100円均一で売っている使い捨ての隅っこを掃除するスポンジから、布団乾燥機、果てはロボット拭き掃除機までと割と高額なものでも、なんでも買ってくれるのだ。

その姿を見ていると「ああ、私のレビューを信頼してくれているのだな」と思う反面、

「この人、私が素性の知れぬ高額な壺をオススメしたら買ってしまうかも知れない」と怖くなることもある。

 

そう、私はツイッターもインスタも使わないKさん向けにカスタマイズされた、いわばオーダーメイドインフルエンサーなのである。

 

他人にとっては『なんだいそれ、勝手にしやがれ』といった内容だが、一つだけ私も世間に向けてオススメしたいものがある。

それは、私が書いているWEB小説である。

いいから、ちょっとでいいから、読んでみ。

 

黄金の還る刻 −勇貓皇国伝−

https://ncode.syosetu.com/n1040fs/

kakuyomu.jp

 

人はこれを、露骨な宣伝というのだ。